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1枚の画像をPSDに分けると何ができる?被写体・背景の限界

画像から作る2層のPSDと、元の制作レイヤーの違い、背景の欠けや輪郭を確認する方法を説明します。

執筆・管理:GlowPunch

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完成済みのJPGやPNGからPSDを作っても、元の制作ファイルに戻るわけではありません。文字、影、調整レイヤー、隠れた背景などの情報は、完成画像に残っていない場合があるからです。

GlowPunchのPSD生成は、画像を被写体と背景の2層に分けるためのものです。空・壁・人物などを意味ごとに多数の層へ分けたり、人物ごとに独立させたりする機能ではありません。

どんな用途に向くか

  • 被写体を別背景に置き、輪郭の手直しを編集ソフトで行いたい。
  • 人物と背景で異なる色調整を試したい。
  • 切り抜き結果をレイヤー付きファイルとして持ち出したい。

一方、ロゴの文字を編集可能なテキストへ戻す、服や顔を別レイヤーにする、人物の後ろに隠れた背景を復元する、といった目的には適しません。元のPSDや制作素材があるなら、それを使う方が確実です。

GlowPunchではどう分けているか

IMG.LYの背景除去ライブラリで被写体のマスクを計算します。GlowPunchの実装はそのマスクを被写体層に使い、反転したマスクを背景層に使って、ag-psdでPSDに書き出します。

したがって、被写体の後ろには元々見えていなかった画素を生成しません。人物を動かすと、背景には穴が見えることがあります。また、半透明の境界を2層に分けて合成すると、元画像と同じ見え方にならない場合があります。必要に応じて原本を下層に置くなど、編集ソフト側で調整してください。

輪郭を確認する手順

  1. PSD分割ツールへ画像を読み込み、AI処理を実行する。初回はモデル取得の通信がある。
  2. 被写体層と背景層をそれぞれ表示して、髪・指先・アクセサリーを拡大する。
  3. 被写体と背景が似た色の部分、ガラス、透けた布などを確認する。
  4. PSDを保存して対応する編集ソフトで開き、実際の合成先の色で輪郭を確認する。

白背景では目立たない縁が黒背景で見えたり、その逆が起きたりします。透明の市松模様だけで確認を終えないのがポイントです。

素材を選び直す方が早いケース

細い髪が暗い背景に重なっている、動きで手足がぶれている、複数人が重なっているといった写真では、切り抜きの手直しが多くなります。撮り直せるなら被写体と背景の色・明るさを分け、輪郭が見える素材にすると編集しやすくなります。

処理に失敗する場合は小さい画像で試し、モデル取得がネットワーク設定で遮断されていないか確認してください。機密画像そのものを問い合わせメールへ添付する必要はありません。形式、サイズ、エラー内容だけで状況を説明できます。

PSDという形式は編集の入れ物です。そこへ格納されたレイヤーが何を表しているかを理解して使うことで、期待と結果のずれを減らせます。

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